GuestRoomMaribor ホステル・ペカルナ日記


2011/11/06 (Sun)
出発の日。あっという間の1ヶ月。朝5時くらいまでパッキングに時間がかかり、このまま起きていようかとも思ったが2時間ほど寝てから部屋を掃除。完璧とはいえないがまあそこそこきれいになったところで11時、ばたばたと出発。はじめはタクシーと電車でグラーツまで行く予定だったが、ボウルトが車を出せるということでありがたい、来たときと同じように乗せていってもらう。なんか大事なこと忘れているような気がしながら、ボウルトとお別れの挨拶。1ヶ月ほんと良くしてもらった。ほとんど寝てないので飛行機で寝れるかと思ったけどそうもいかず、機内のモニターも調子が悪いみたいで再起動とかしてウィンドウズCEなんてOSなんだーとか思いながらビーバーのドキュメンタリーとかを見たりしてうとうと、成田に着くなり酷い睡魔。京成に乗るや爆睡。猫の藤子が相変わらず興味なさそうに迎えてくれた。いやー今回もいろいろあった。短い期間でもそれなりによくやったと思う。てなわけでありがとうただいま。

2011/11/05 (Sat)
最後の一日。12時から展示の片付け。昨日のカメラコレクションの男マテイが片付ける前に見に来るといっていたので待てども気配なし。まあ酔っ払ってたから約束したのかも定かじゃないけど。30分ほど待って作業開始。1時間ほどで片付き、さびしい気分。会場のスタッフにお礼を言って引き上げる。カタヤの中庭プロジェクトにいくと昨日の奥さんだと思っていたけど実際は婚約中でまだな人モイカやナターシャとかいっぱい居る。成り行きで栗を焼く用の火起こしとかをやることに。まあ皆が寝静まる多摩川で命の火を守る地獄の番人としてはうってつけの仕事すよ。ワークショップと撮影と、夜になってマジック、ギター弾き語りがあったり。マテイも来たので再会を祝い、やっと名前が憶えられる。超いいやつだ。もっと早くに知り合っていればよかった、いや、ここ2日で知り合ったというのが逆に良かったのかも。ドラヴァ河船上カフェとか二人で街中をつるむ。最後ペカルナに寄って、倉庫のインスタを見せようと鍵を開け暗闇を2階まで上がるとびっくり、モヒカンがいる。おいおいおい、犯人お前かYO!(11/1参照)モヒカンもばつが悪そうにしながら、2階からプロジェクターでグスタフの壁に上映していたわけで謎が解けた。で、電気がないわけで、マテイに見せれない、グスタフからドラム延長借りてまだ足りず、何個か見つかった延長つなげてあともうちょっと足りない。最終的にはホステルの部屋にあったやつつなげてやっとみせられた。案の定、モヒカンによるモデファイという名のちょっとした崩壊が為されていた。まあでもこれぞペカルナ、アリっしょ。そのあともグスタフでライブ(馬鹿テクプログレソウルジャズバンドで最強に最高)、向かいのスーパーノヴァでもハウスな感じでモリモリに盛り上がってモッシュで最後の夜を終える、そのあと荷物パッキング。いやーまたすごい一日だっな。

2011/11/04 (Fri)
開放の日。今までになく最高にすがすがしい気分。なんだかんだでこの1ヶ月間みっちりやったもんだ、自分でもかなりがんばったように思う。展示が急遽今日まで期間も延期してもらえて、少しでも多くの人に見てもらえたのも良かった。昨日着いたばかりの新しい作家、イギリスのポールとイランのムハディに倉庫のインスタとカルチュニ・インキュベイターの展示を見せて説明とかする。あと以前ワークショップに参加した廃材で音楽をつくる作家プリマスとナターシャという作家に展示を案内。そのあとカタヤの知り合いの古いカメラとかをコレクションしている人のところに見学に行き、バー・イザベラで彼の奥さんと3人でいろいろ流れで一緒に地ビール呑みつつ話す。自由になったのもあって最高に楽しかった。ナターシャが倉庫のインスタを見たいというので案内し、ナターシャのスタジオに遊びに行き、イザベラのとなりのフダカヴァで呑む、というか半分寝てた。いやはや一気にゆるいでも濃ゆーい一日。

2011/11/03 (Thu)
いよいよ展示。朝から設置。いろいろ問題発生。会場にでかい仕事用デスクとパソコンやら機材関係があって、はじめ見学に来たときはどこかに移動できるということだったのが、やっぱ重いし機材関係いろいろなので動かしたくないということで、ここは機転を利かせてそのほかのそこにあるものをあわせてで即席インスタをつくる。あとレンダリングしたビデオが、変なことになっていて、もう一度レンダリング、が、7時間以上かかるので間に合わず。結局プレミアで全画面表示してあと、いろいろプロジェクターをマスキングしてぎりぎり間に合う。いろいろ設置。カタヤが手伝ってくれて助かった。6時オープン。ぽつぽつ人が来たのは良かった。でもなんといっても、去年Naher Osten - Naher Westen(ハインフェルド城)でお世話になったゲルハルトとアナベラがはるばるウィーンから車で3時間半もかけて来てくれたのが最高にうれしかった。カタヤと4人で一緒に晩飯を食べて、あとゲルハルトに日本から持ってきたプレゼントをちゃんと渡せたのは良かった。いやーまじ良かった。

2011/11/02 (Wed)
ビデオ編集の続き。へぼパソコン+フルHD+25分弱ということでレンダリングに7時間もかかる。倉庫のインスタを見に来るお客がぽつぽつ来て、もっと増えればいいのだけど。いろいろ会場に搬入。運んだだけで何も進まず、やばい。

2011/11/01 (Tue)
ビデオの編集。主にDVで撮影だが、3つカメラを一画面上で見せるのでフルHDでつくる。これのせいで非力なパソコンだからプレミアが落ちまくり。まいっちゃう。カタヤが知り合いを連れてきて、倉庫の作品を見せて欲しいということで行ってみるとびっくり。ここ数日来てなかったのだが、夜中に誰か進入したようで、作品の配置が変わっている。なんてことだ。しかし、特に盗られたものはなさそう、と思ったら、倉庫の奥にあったフォークリフトとかで使う木製のパレットが半分くらいに減っていた。まあでも作品に使っていなかったのでよかったけど、まじ謎。てか時間やばい。

2011/10/31 (Mon)
一息つく間もなく、木曜日の展示のためにビデオ編集しないと。昨日撮ったビデオを取り込もうとしたらグスタフで借りたカメラで撮ったやつがパソコンで表示されない。PALとNTSCのせいか。やばい。昼、街のメインスクエアで待ち合わせてボウルト、カタヤと飯を食べる。昼からビール、しかも緑色。味はライトな口当たりでおいしい。その後ボウルトの家(彼自身で改築して、かなり洒落てていい感じ。)にお邪魔して、もろもろプリントアウトする。鼻毛のやつを印刷する(正確にはウェブのものを紙にするというグラフィックなデザインの問題)のにあんなにてこずるとは思いも寄らなかった。昨日のカメラをグスタフで借りて9時過ぎにようやく部屋に戻る。なんとかパソコンに取り込めて一安心。てか時間ない。やばい。

2011/10/30 (Sun)
いよいよパフォーマンスの日。ちょっと小腹に入れる食糧ストックがなくなり、あと最近ちゃんと飯食べてないような気がするのでまずは腹ごしらえということで買出しに行く。部屋で作業しているとアグネスが来てお別れの挨拶。1ヶ月すぐだわな。やべ、だいぶ前に昼飯おごってもらってちゃんとお返しするの忘れてた。これはいかんね。準備しつつも落ち着かずDOKI星DOKIしちゃう。肝ちっちゃいなあ。昼過ぎにボウルトの車にグスタフの機材とか昨日のスクリーン用のボードとかもろもろ積み込む。結構な荷物だ。3時に会場のチャヤック・カフェに集合してセッティング。時間がないのでバタバタで準備しつつ、共演者のレネとスヴィットと初の打ち合わせ。ほとんどぶっつけ本番。ちょっと押して5時15分スタート。結局ミュージシャンの都合がつかず、自分が学研の付録シンセでやることに。あの伝説の音楽ユニット、ホネグミ以来だYO!まあインチキ・ポエトリー・リーディングにへぼノイズを乗っけるわけだが読みながら演奏するのは超きつかった。出だしでいきなりミスったけどまあなんとか終了。反応は・・・どうだったんだろう。うーむ。まあとりあえず無事終わってほっとした。

2011/10/29 (Sat)
もろもろやって昼前に倉庫で昨日見つけたスクリーン用のボードの加工。と思ったら、また電気が点かない。おいおい、何度目だ。モヒカンのところいって寝てるのをたたき起こしてプラグを見てみたりする、あとそのほかのプラグにも異常ない感じ。いろいろやった末、既存のケーブルに繋げた辺りが怪しいということでケーブルを新しいのに変えるとキタ!と思ったら一個だけ蛍光灯がつかない。調べてみるとランプは生きてるけど蛍光灯の他の部分がだめになったっぽい。買ったばかりなのに。やっぱ延長の延長でなんだかんだで800ワットはかかっていそうだしまずいのかな。てことでこんなことに時間取られてようやくボードと垂木をカット。木を切った後でこれを支柱にするのかっこ悪いなー何とかならんかなーと思いつつ。続いてボードを部屋に持っていって風呂場で洗う。シャワー室に入るかと思ったらぎりぎりすぎて結局洗面所でスポンジと台所石鹸でゴシゴシやる。思ってたより傷があって、傷をスポンジでやすりながらな感じでまあなんとかきれいになった。何やってんだか。ボウルトと小さいサイズの写真用にインクと用紙をユーロパークの電気屋で買う。ついでにバウマックスで蛍光灯も買う、何とか今日のうちに倉庫のインスタの電気関係修復できたのは良かった。しかしこんなんで明日大丈夫かね。ちょっと練習しよう。

2011/10/28 (Fri)
日曜のパフォーマンスの準備。また現場に行く。ベンチとか柵があって、そこにスクリーン取り付けたら良いかもということでサイズを測りつつ、倉庫でススだらで変な形に割れているけどきれいにしたら使えそうなボードを掘り出す。ボードを支えるための垂木とかもグスタフの舞台下にあったのをゲット。あとは強力両面テープをいろいろ探しに行って結局ホームセンターのバウマックスで買う。10ユーロもするので結構高いのね。あと途中クルドの前にチャリ止めていたらどういうわけか前輪の空気が抜けていて、あの連中がやったのか?いやいや、まあチャリを借りたインフォペカで空気入れたらなんともなかったのでとりあえずは安心。夜、アグネスの展示のオープニング。まあ大盛況というほどではないけどけど、こんなものかね。まあお疲れさん、日曜の午前中にはハンガリーに帰っちゃうそうで自分のパフォーマンス来てもらえないのは残念。その後もほかのオープニングや何度か行ってる映画館のキノ・ウダルニクでライブ見に行ったり。あんまり遊んでる場合じゃないけど、まあなんとかなるっしょ。

2011/10/27 (Thu)
朝、ボウルトから電話で、彼のいとこでこれまでにも何度か会っていて、家にお邪魔して酒呑んだりした写真家のミタヤが倉庫の作品の写真を撮ってくれるということで、案内する。まあタイミングとしては、もう出力してしまったので今度の展示には無理だけど、折角だからプロに撮ってもらうのが良いに決まってる。いろいろ撮ってもらって、次の予定まで時間があるので、ミタヤのスタジオに行ったりする。その後、日曜にパフォーマンスするカフェにもう一回確認のためボウルトと行く。やはり機材関係大変そうだけど、大丈夫かな。部屋に戻ったらさっきの写真が早速出来たそうで、さすがプロ。その後パフォーマンスに向けてのもろもろパソコン作業。なんかどうでもいいところで時間がかかって、肝心なとこが出来ない。さくさく行きたいとこなのになあ。やばいよやばいよ。

2011/10/26 (Wed)
だらだらしつつパソコン作業。昼過ぎ、ボウルトと出力屋に行ってこの前出した写真をピックアップ。まあいい感じだけど、早く出来すぎて置き場所に困る。とりあえずベッドの下に置いておく事にする。あとボード加工してももらったのだけど1コでっかい気泡が入っているのを後になって発見。押し出そうとするも上手くいかず。こういう場合って、針とかで穴開けて空気抜いたほうがいいのかな。とりあえずしばらく様子見。だらだらしてる場合でもなく、ようやくパフォーマンスの日時が日曜の夕方5時からというのと共演者が決まった。これの準備をそろそろちゃんとやらないと。しかしミュージシャンが見つからないの、機材関係ちゃんと準備できるのかちょっと不安。リハーサルやる時間は当日の直前にちょっとやるくらいしか出来そうにないし、まじ参った。けどもう今から準備できることやって何とかやるしかない。といいつつビールぐびぐび。

2011/10/25 (Tue)
うって変わってのんびりな一日。まあだらだらすごす。持ってきたお茶っ葉がついに底をついたので、スーパーで紅茶を買ってくる、ついでに予定に無かったビールも買ってしまう。だめっすねえ。倉庫に行って見ているとまだまだやれる気がして、また部屋の中を物色。火事の火が結構廻ってたぽい黒こげゾーンでクリスマスの電飾があって、だめもとでプラグを挿したら普通に点く。まだまだ掘り出し物があるわけで底知れない。あれこれやったらよくなった気がする。写真出すの早かったかな、と微妙に後悔だけどあれはあれ、しょうがない。一応公開制作だけど人がほとんど来ず、表でぶらぶらしているとヴァニアが相方のマリアを連れてきた。今日着いたばかりだそうで、ヴァニアがブチャラティならマリアはミスタそっくりの形の帽子で二人ともジョジョ5部かよ!と一人で盛り上がる(当然二人には説明していないけど)。夜、今日もグスタフでライブがあるので行く、あと昨日の来た人は無料ということなので、行かない手は無いということで。ちょっと来るのが早かったのか客は昨日より少なく、というかサウンドチェック長すぎでいつ始まるのて感じだったが、ギター(途中サックス)、ベース、ダブルドラムのインスト4人組。また不思議な編成だ。サイケでプログレな感じで昨日のよりは好きな感じ。酔っ払いおばさんに絡まれたり。

2011/10/24 (Mon)
また寒い。寝不足で超眠いけどとにかく起きて写真を撮りに倉庫へゴーだ。何でこんなに写真撮るのに苦労しているのかというと、制作途中になんとなく撮ったやつがすごくいい感じに撮れていて、それを再現しようと何度もやっているわけで。そんなことしているとボウルトが来て出力屋に行かねば、てことで、まあなんとか見切りをつけて昼過ぎに一緒に行く。もう時間が無いので撮りっぱなしの写真データで。とりあえず値段とかボード加工のオプションとかを聞きつつ、納期を尋ねると水曜日だそうだ。あれー、全然早いじゃん。こんな焦ってやらなくても良かったんじゃね?もう一度ちゃんとレタッチしたりとかいろいろ出来なくないが、もうここまで来てやっぱやめとくというのも面倒だし、ここしばらく写真のことばっかりだったので暫らく考えたくないや、てことでそのまま出稿。まあすっきりした。夜、グスタフでタルボットとか言うバンドのライブ、ベースとドラムの二人組でベースが引きながらキーボードじゃないけどなんか卓上のエフェクターみたいなのやってて変なバンド。メタルっぽい感じであんまり好きくないので金払ったけど早々と引き上げ、倉庫の階段があまりにも暗いので電気を延長で引いてきたりちょっと手直ししたりする。あとまたホヤホヤなうんこ為されているのを発見。犬?厚紙ですくい取って窓から放出。なんかもやもやが残る。

2011/10/23 (Sun)
雨。寒いけど倉庫で作業。今日中に完成させて写真を撮らないとまずい。なんとか踏ん切りをつけて撮影開始。写真は夜撮る方がよいかなあと思って撮ったのを比べてみたりしていたら、昼に撮ったほうがいい感じなことに夜になって気づく。参った、明日の朝一で撮るしかない。ということでおしゃれなエレベーターの階数押すパネルが今日の1枚。なんつって余裕ナッシングで終了。

2011/10/22 (Sat)
11時、ポエトリーリーディングをする場所候補のカフェにカタヤと行く。ほんとのところはここじゃなく、ペカルナの中の本屋ブカルナがいいような気がしていたのだが、カフェの野外席でやる方向で考えると悪くない気がしてきたので、カタヤのお奨めということもあり、ここでやることにする。問題は当日の天気と人出だ、いや、時間も大事だな、プロジェクションするという事で夜ってことになったけど、それだと撮影がきつい。あとリハーサルとかしないといけないし、メンバー集まっていないし。参ったな。印刷屋で出力にかかる時間のことを考えると倉庫での作業はこの土日までにしておいたほうがよさそうなことが判明して焦る。というのも昨日撮った写真のピントが甘いようなので、撮りなおさないと。何度やってもいまいちで、部屋と倉庫を何度も行き来してだったので最終的にはパソコン持って行ってその場で確認しながらすることに。まあ大丈夫そうなのが撮れたところでスーパーが閉まる時間なのであわてて行ってまたもろもろ買い出し。倉庫のほうもだいたい目処がついたので部屋に戻って写真とかの整理。暖かい部屋でパソコン作業となると、ビールがすすむ。さっき買ったばかりのビールがもうないっす。まだまだ問題山積みでやることいっぱいだけど、ちょっと気分的に落ち着いた気もするのは酔っ払っているせいなのか。

2011/10/21 (Fri)
雨があがって日差しもあるので昼は暖かい。今日は早めに倉庫に行き作業の続き。火事になる前にスタジオにしていたという男がきて、これ俺のソファー、とかいうので返せとか言われるかとビクビクしてたけど、別に使っていいそうでとりあえず安心。掃除というか整理をしつつ、習作っぽい感じのを(後になってつくるってどうよ、だがまあバリエーションということで)写真に撮る。ボウルトとホームセンターに行って蛍光灯を追加で買う。制作費としてのレシートの切り方を教えてもらうが、よく分からんシステムで、まあ自分は別に問題ないから大丈夫か。その後、昨日行ったカタヤのプロジェクトの中庭のある空家に行き、流れでワークショップに参加。廃材とかで音が鳴るものつくって、ループマシンでダンスチューンに。みたいなので、まああるっちゃあるが、やってみると結構楽しい。ループマシン欲しいな。その後倉庫に戻って買った蛍光灯を早速設置。グスタフでガレージバンドのフェスティバルみたいなのををやっているが引き続き作業を12時すぎまでやって、行ってみると入場料がかかるみたいなので今日は疲れたしやめておく。

2011/10/20 (Thu)
やべもう2週間過ぎた。早くも折り返し、早すぎる。展示までもあと2週間てことだ、しゃべー。朝から雨、寒い。最近寝るのが遅くなってきて、しかも今朝は雨で寒いのでますます寝起きが悪い。午前中は昨日と全く同じ状況。もろもろやっている間に昼になる。昼過ぎには寒いけど倉庫で作業を開始。まあでもいつもよりは早いスタート。しかし寒いのであまりはかどらず。今日はどっちかというと階段を上がって倉庫までまっすぐに行く導線を広いギャラリー内につくるのに時間をかける。カタヤがこれとは別で企画に携わっている、リビング・コートヤードという町の中心部の空き家とか中庭で展示やワークショップやパフォーマンスやらいろいろやるというプロジェクトのオープニングということで、作業途中だったけど雨で激寒の中、チャリで行く。行くとサルサのダンス大会。あとふらっとやってきたおっさんたちがアカペラで歌って終わったらりんごをもらって帰る。よくわからんけど、プロジェクトとしてはいい感じなんかな。何日か続くようだ。その後、アグネス、ヴァニアとこの前行ったマリボル2012の1階でパフォーマンスがあるというので行く。チェロの生演奏+砂+プロジェクション+コンテンポラリーダンスでよくわからんけど、ヴァニア曰くまだまだ青いそうな。まあ確かに。3人でいつものカフェバーで軽く呑んで寒いのでさっさと帰宅。

2011/10/19 (Wed)
今日もいい天気で暖かい。普段着てる服だとちょっと暑いくらい。でも、いまいちな目覚め(最近朝起きるのが辛い)でもろもろデスク作業。なんだかんだでこの日記書くのが結構な足かせになっているのを今更ながら気づく(おせーよ)。てかこれニーズあるの?いやいや、そうだ今回はこの日記をちゃんと作品の一部として使うんだった。昼過ぎになってこれじゃいかんと、来月頭にやる展示の場所で物を天井から吊るせるかなどもろもろをもう一度確認しに行く。隣のアグネスのスタジオにも顔を出してみる。歯が痛くてこの前歯医者にも行ったそうだけど痛み止め飲みながらやっているそうだ。その後ユーロパークのスーパーに食糧買い出し、でかすぎてどこに何があるのか把握するのに手間取る。あと公園ぶらぶらしたり。そんなこんなで戻ってきたらもう夕方だけど倉庫に行って作業の続き。割と進んだ気がするが今日一番の収穫は、捨ててあった空き瓶の中に未開封の瓶ビールを発見、あと10セント落ちてたYO!ビールはちょっと賞味期限怪しいけど部屋の冷蔵庫で冷やしてみよう。倉庫を出たのが9時過ぎだったので結構やっていたわけだ。外でモヒカンがその辺で拾った栗をドラム缶で焼いていて、一緒に食べる。腹ペコだったのもあって、素朴でおいしい味。

2011/10/18 (Tue)
ちょっと寒いけどいい天気。朝10時からカタヤ、ボウルト、アグネス、ヴァニアと町なかのカフェでミーティング。オ・サ・レ。とりあえずこれからのプランを話し合う。だんだん寒くなって気が回らなくなって、あとからいろいろ言い忘れたことに気づくけどまあまた今度でいいっしょ。その後、欧州文化首都マリボル2012の事務所に行く。このプログラムは一応来年のマリボル2012の公式プログラムで、お金とかもそこから多少なりとも出ているのだけど、自分の場合飛行機代で吹っ飛んでしまうので追加でお願いしているわけだが、どこでもだれでもやはりお金には苦労しているわけで、まあ大変そうだけどこれからも話し合いが必要、てことで。今回荷物軽量化のために持ってくるのを断念した虫ピンをこれまで探してきたのだけど、なかなか見つからずまいったなあと思っていたけどふらり入った1ユーロショップにあったのでゲット。安物で質がよくない感じだけどとりあえずこれでいくか。ペカルナにもどって倉庫で作業の続きしつつ、夜7時に昨日行ったパペット・シアターに集合。はじめ皆が来ず、どうしたものかと思ったところでヴァニアだけがきて二人で舞台を見る。パペットじゃなくて普通の舞台で、スロベニア語だけど同時に英語の字幕が舞台上にプロジェクションされていてイカす。でも字幕についていきながら舞台も見るので相当疲れる。(多分)20世紀初頭のスロベニアの演劇界の話で、ほとんど内容が分からないのだけど。けど演出とかいろいろあってそれなりに楽しく観れた。あとヴァニアの英語も早口でついていけないこともしばしば。グスタフで久々にエレクトロなロックのライブを観る。やっぱいいね。途中やってたおっさん弾き語りブルースがかなりシブくて良かったけどすぐ終わったのがちと残念。

2011/10/17 (Mon)
今日もいい天気。日向だといい感じに暖かい。気温差激しいな。昼、アグネスが作業してる町なかにあるギャラリーに集合してカタヤの案内で、一昨日ぐらいに着いた別の参加作家のポルトガル出身でベルリン在住の二人組パフォーマンス作家の一人、ヴァニア(見た目ジョジョのブッチャラティみたい。作品ネットで見てみたけど結構いい感じ。)とあとからカトリンが来て5人でマリボル・パペット・シアターを見学。ここも古い建物を最近改築したようで、まあパペットだがら人形劇とか操り人形だけど、中庭を丸ごと改装してでっかい劇場にしたりいろいろ設備とか中で作業してるのとか見て、へーという感じ。劇場の人たちとの話で、来年マリボルは欧州文化首都なわけだがそのあたり絡めてみんなアツい、てのが感じられた。5人でお茶して解散。雲一つ無い天気だしちょっと自転車でぶらぶらして、いやー、でも寒い。おそい昼飯買って一旦部屋に戻る。展示でこの日記を元にしたポエトリー・リーディング(!)のパフォーマンスをやるつもりで、そのあたりのパソコン作業をやったりしてたらもう5時前(でもまだ明るい)、こりゃいかん、倉庫に行って作業の続き。まあ相変わらず思いついたことをやる。3時間位やって、とりあえずこの方向と別のもやるかなーというところで今日はおしまい。

2011/10/16 (Sun)
寒いのもあって、だんだん朝起きるのが遅くなってきた。いかんね。そんなわけでぐだぐだしてしまい、あとまたもパソコンがフリーズしまくりで嫌になっちゃう。昼過ぎから倉庫で作業。参った、また電気が点かない。下のモヒカンのところに行って、プラグをばらして組み直してみると、点いた。どうやらアースがちゃんと取れていなかったような感じがする。今度こそこれで解決だといいけど。とりあえず思いついたことをやってみる。梁の上では下に落ちて打ち所悪かったら死ぬな、とか思いながら慎重かつ大胆に、つて。あまり進まないしなんかいまいちで、別の方向に変えようかとも思案。倉庫にあった丸のこでタイヤを切ってみようと思ったらモーターのとこからものすごい煙が出てきて焦る。また火事になったらしゃれにならん。そんな感じで夜まで作業。夜の暗い中だとそれなりにいい感じに見える気がする、けどやっぱ気のせいかな。寒くなってきたので部屋に戻る。部屋の中は禁煙なので外で煙草吸っているとあまりにも寒いので何度か見てみたら2度とかだった。そりゃ寒いわ。

2011/10/15 (Sat)
結構寝たはずだけど眠い。ぐだぐだしていると昼になってしまい、土曜だと店も早く閉まるので焦ってホームセンターのバウマックスに手袋を買いに行く。そのあと気づいて食糧と煙草を別々に買い足しで二度手間三度手間。昼過ぎになってようやく倉庫で作業。しかしおかしい。電気が点かない。検電ドライバーを下のモヒカンあんちゃんに借りて調べてみてみると、延長したプラグの両方の差込口でテスターのランプが点く。あれ?日本と違ってこっちのケーブルはアース付きの3芯だしどうなるんだっけ?よくわからないけどモヒカンに点かないことを言うと、延長ドラムの別の差込口に挿すと(つまり延長の延長を何回かやっているわけだけど)点いた。よくわからん。これでようやく作業開始。手袋買ったし、靴は誰のか分からないけど倉庫に落ちてたやつを履いてこれで完璧、スス対策完了。いいタイミングでボウルトが工具類を持ってきてくれたので、手始めに梁の上に登って電気の配線用小梁を一回はずして倉庫にあった自転車のフレームを梁に通して付け直してぶら下げてみたりする。ついでに使えなかったコンセントをほかの使えるやつと交換したり。一仕事終わったので、ボウルトがさっき言っていた、町のほうでデモ行進やっているということなのでチャリに乗って見に行くことに。それらしき場所に着いてみると、なんか既に終わったっぽい。まあしょうがない。そのままぶらぶらして帰る。夜、今日は週末ということで着いてすぐの頃にテクノトランスのパーティやってたクルドというところでまたモリモリやっている。ちょっと覗いてみると、地元のワル共の溜まり場て感じでかなりおっかないのですぐ退散。ちなみに作業してるギャラリーの倉庫に行く階段のすぐ隣がクルドで、そのもうひとつとなりがモヒカン、もうひとつ隣が2ヶ月前火事。2階がギャラリーで一番奥に作業場の倉庫(倉庫の真下が火事)という間取り。

2011/10/14 (Fri)
起きると頭痛。二日酔いだ。そんなには呑んでいないはずなんだけど。カタヤの案内でマリボルアートギャラリーのキュレーターに会うはずが、風邪でこれないということで代わりにカトリンとアグネスとで行く。キュレーターも代理の人でよく分からないけど既に一度見た展示をもう一度説明を聞きながら観る。なんだかなあ。観終わったあと、今日はスロベニアの首都のリュブリャナにボウルトと行く予定だったのも、忙しくてキャンセルになったことをカトリンから聞く。なんだかなあ。拍子抜けな気分でホステルに戻る。隣の公園とかをぶらぶらしつつ、まだ頭痛いし寒いけど、ギャラリーの倉庫で作業することにする。電気も来たし、この前洗濯したつなぎを着るとススだらけのも気にしなくて済む。ただ靴が真っ黒になるので1足しかないし参ったな、あといい手袋が欲しい。とりあえずはしごで梁の上まで登って梁づたいに歩いてみたりして、何が出来るかどうしたらイカすのか考えながらやってみる。そんなこんなで夜8時前に部屋に戻る。なんかカタヤが7時から始まる国立劇場のチケットを取ってくれていたようだったけど、なんだかなあ、時すでに社長、疲れてるしまだ頭痛い。こりゃ二日酔いじゃなくて風邪っぽいので飯食ってとっとと寝る。

2011/10/13 (Thu)
朝からボウルトと一緒にペカルナ・ギャラリーと倉庫に電気を引く。昨日思いついた新しいプランも話して、これでいきたい感じ。さて前に書いたようにギャラリーは以前火事があって、そのときに電気の配線も一部焼けてしまったので、ススだらけもそうだが、ずっと電気がない状態だったわけで。電気を引くといっても、1階の空いているスペースで新しくクラブを作っている地元のパンクなあんちゃん(見た目もモヒカンでもろパンクスでおっかないけど意外といい奴)のところから延長コードで電気を拝借。よく分からない配線で、ボウルトと試行錯誤しながら、それでも昼過ぎにはなんとか使えるようになった。そのあと、町の中心部のギャラリーのすぐ隣にあるカルチュニ・インキュベイターというスペースを見に行く。今まで成果発表の展示のスペースを決めかねていたが、広さもまあいい位で、プロジェクターとかいろいろ設備も充実でここならいけそう。日にちも11月3日ということに決定。いろいろ前進したので気分よく昼飯。着いてすぐに食べたあの旨い奴を別の店でで名前また忘れてしまった。何だったっけな、なんかかわいい名前だったんだけど。夜、映画館でパフォーマンスがあるというので皆で見に行く。ミクロでハイスピードカメラで埃とかでノイジーでラウドでなかなかプロの仕事。そのあとも深夜まで呑み続ける。まあ今日はすごく前進した気がするのでガンガン呑んでいいっしょ。

2011/10/12 (Wed)
曇り気味だけど今日も随分暖かい。この調子でいって欲しいもんだ、というか今日で1週間。やばい、何するかまだ決まってない。というのも、昨日の夜ようやく、このホステルを展示で使おうかとまとまりかけてたのでボウルトに確認したら、はじめは大丈夫そうだったのにやっぱ駄目、ズコーてことで振り出しに戻ったわけで。しょうがないのでギャラリーのストックルームで何が出来るかをいろいろやってみつつ考える。ラジコンが捨ててあって、動かないけどだめもとで電池換えてみたら、動いた!でテンション上がったり、キャンプ用のテントがあるので組み立ててみるとポールが折れていて四苦八苦、しかしそれにしても何か臭うなあと思ったらうんこ踏んでいたり(多分犬の。でも鍵もかかる倉庫の二階なんですけど、どういうこと?)。まあなかなかカオスな空間なのだ。昼時、近所をうろうろ。スタンドでハンバーガーとか売っていて、腹減ったけどこれはちょっと違うだろうとか思いつつ値段を見ていると店のおっちゃんに声かけられて、なりゆきでチーズバーガーを注文。想像以上にデカくて1個1個手作りチックで意外と結構いける。倉庫に戻ってまた思案。以前下の階で火事があったので、ススだらけ。ろくな作業着を持ってきてなかったわけで、落ちてたつなぎを勝手に拝借、洗濯して使うことにする。洗濯機の使い方をボランティア・スタッフのカトリンに教えてもらう。彼女は初日着いてすぐにカフェで会ったわけだったが、そのことにさっきまで全然気が付かなかった。名前も今日やっと憶えられた。面目ない。でもすごくいい子だにゃー。夜、全く別のアイデアが浮かぶ。

2011/10/11 (Tue)
いい天気。着いてからこれまで結構寒かったが、穏やかな一日。朝、カタヤにスタジオとして使える場所の候補に連れて行ってもらう。ショッピングセンターのユーロパークのすぐ近くで、ダンスとかバレエとかのパフォーミング・アーツのレッスン場といったかんじで、うーむなんだかなといったところ。唯一、地下の工事途中の場所はいい感じだった。街の中心部の家とかにある中庭とかも使えるということで、地図に書いてもらって自転車で見に行きがてらぶらぶらする。まあ中庭なので、どうかなあというところだけど。途中、アグネスがスタジオに使っているペカルナのギャラリーに寄りつつ、二人で昼飯を食べに行く。やっぱ自分一人だと入りにくいし一緒に行くのは大歓迎。確か着いた日にボウルトもおすすめだと言っていたシーフードのレストランで、イカとジャガイモが混ざっていてって、いまいち伝わりにくいけど、なかなか旨かった。昼からビール。しかもアグネスにおごって貰う。今度は自分が払いますよ。天気もいいし満腹だし、一人自転車でぶらぶら。ドラヴァ川で一服しているとおっちゃんおばちゃんが集まっていて何かと思ったら鳩の足になんか絡まっていてそれをはずそうとしているようだ。一応外れたようなので良かった。地図によると、マリボル市のギャラリー以外にロトヴジュとかいうスペースもうひとつあるようなので見てみると、この前のロボット・ミュージアムの別会場になっていて、なかなかいい感じ。その後も一日自転車でぶらぶら。

2011/10/10 (Mon)
今日も割りと早起き。思うにこれは時差ぼけなんじゃないだろうかと思ったりするけど、ここはポジティブに規則正しい生活の賜物、ということにしておく。11時からの打ち合わせで初めてこのプログラムのメインのコーディネーターのカタヤとほかの審査員の人たちと会う。適当に今回やりたいことをアッピールなタイム。その後ボウルトにごみ集積所とかホームセンターとか鼻毛用の育毛剤とかを探しに連れて行ってもらって、ペカルナの近くのピザ屋で一緒に昼飯を食べる。その後オフィス(といっても前に書いたように引越し準備中なので、ライブハウスのグスタフの脇にあるコンテナ)で今回の滞在のスカラシップをもらう。やったねお金持ち。初日に案内してもらった火事のあったギャラリースペースの鍵を借りられたので、特にギャラリーの奥のストックルームをもう一度チェックしてみつつ、どういうかんじにするかいろいろ思案。まあ、このレジデンスでは特に決められた展示の機会があるわけではなく、自分でやりたい奴はやる感じなわけだが、やはりなんかやるってならないとやる気が起こらないわけで。夜、今日会った審査員の一人の提案で、アグネス、カターヤとその旦那さん、テオソンというグラフィティ・アーティストとマリボル市立ギャラリーの地下にあるサッチモというジャズ・バーに行く。集合時間より大分早く着いてしまったので近くのカフェバーで時間つぶししてると、地元の酔っ払いおっちゃんが絡んできたので、一緒に酒呑みながら話をする。ほとんど酔っ払って何言ってるか分からなかったけどまあ楽しかった。

2011/10/09 (Sun)
昨日は早寝したので8時前に起きる。お、やるじゃん。目覚めのお茶と煙草の一服をおしゃれテラスでしていると、ハチがふらふら飛んできてお茶の中に突入、そのままお亡くなりになる不吉な出来事発生。やだな。ボウルトがフリーマーケットに行こうということで、小学校入りたての娘さん(かわいんだこれが)、ハンガリーから来たペインターのアグネスとその友達2人とで車で10分くらいのところに行く。4日目にしてはじめてこのプログラムに参加のほかの作家に会った。あんまり酒呑むの好きじゃなさそうなひとかなー。さてフリマはオーストリアのときと同じような感じだけど、規模としては結構大きくてもっとゆっくり見たいところだったけど割と皆サクサク行くのではぐれそうになるのを気にしながら見て回る。なんか自分でもよくわからないけど、裁縫用の頭部のマネキンみたいなやつで、つくりが頭っぽくなくてぬるーい形のやつ、その形がやたらと気に入って勢いで買ってしまう。別に何かに使うというわけでも無いのだけど、7ユーロ、プライスレス。その後市内中心部に戻ってマリボル市立ギャラリーに行く。ロボット・ミュージアムというコンピュータ制御でキネティックな感じの作品を集めたグループ展で割と好きなかんじ。カフェで一休みして寒いのでその後すんなり解散。さて作品どうすっかな。今回1ヶ月だしやばい。いやまじで。

2011/10/08 (Sat)
夜更かしのせい(酔っ払って踊ってたわけではなくて日記書いてたらパソコンがクラッシュ島栗で何度も書き直し・DE・キーーッ)もあって、あと東側が全面ガラスのおしゃれ仕様なので朝日がガンガン入ってきてで、それでも10時ごろに起きる。昨日と打って変わっていい天気。適当に朝飯食べて昨日ゲットした自転車で散策することにする。とりあえずドラヴァ川を越えて街の中心部へ。といってもマリボルは小さな町なのでメインストリートの華やいだ感じも大して続かない。あと土曜日というのもあって、人の姿もまばら。はじめは迷わないように地図片手に恐る恐る進んでいたけど、迷うほどのものでもないので適当にぶらぶらする。町並みがヨーロッパて感じでぼろい建物とかもかっこいい。ヨーロッパ中そうなのかもしれないけど屋外のカフェがいっぱいでやっぱオサレさんだなあ(まあ別にこれが普通なんだろ)。曇ってきて寒くなってきたけど大きな公園があるようなので行ってみると小さい水族館。まあちょっと覗いてみる。ウーパールーパー久しぶりに見た。かわいい。あと亀とか爬虫類もいて、トカゲが微動だにせず明後日先を見ているのもかわゆかった。サイクリングで疲れたので早く寝る。

2011/10/07 (Fri)
とりあえず8時半には起きる。寒い。あられ混じりの雨。もっと温かい服を持ってくるべきだった。前回同様、予想を超える寒さにやられるのか。正午からボウルトとミーティング。滞在先はペカルナ・カルチャー・センターとかいう結構な敷地面積の芸術複合施設の一部で、もともと100年くらい前のオーストリア・ハンガリー軍の食糧供給用のパン屋とかパン工場だったものを1994年にスクワットして今では公認の、これぞヨーロッパのアーティスト・イニシアチブといったところ。ちなみにペカルナはスロベニア語でパン屋。見たところ5つくらいの建物があって、自分が住んでいるホステル(これはごく最近全改築されたようで、ちょうどオフィスとかスタジオとか移転中できれいだけどちょっと寂しい。改築前のほうがボロいけど、活気にあふれていたようだ。今はスキマの期間?)とライブハウスのグスタフ、小火があって閉鎖中のギャラリー・スペース、本屋などなどがあって、でもほかの建物は壁とかグラフティだらけでかなりやんちゃな雰囲気。街の中心部にもう一軒ギャラリーがあってそこでPCスピーカーを、ペカルナのインフォメーション・センターで自転車を借りる。ゴーストライダー、今回は原動機は付いていませんYO。ここでボウルトは娘さん迎えに行くとかでお別れ、今回はこんな感じで放置プレーが多そうな気配。土日を乗り越えるために近くのスーパーに食糧買い出し。ユーロパークというめちゃでかいショッピングセンターも雨の中15分位歩いてチェック。夜中、騒がしいので何かと思えばグスタフでライブのようだ。NIとかいうオーストリアのアヴァン・コスモ・ノイズ・ロック・バンド(フライヤーより)。三角の被り物頭に乗っけてドラムが後ろ向いてやっていて、変なバンドで結構楽しい。ほかにも元ギャラリーのあった別の建物の1階ではテクノ・トランスのパーティ。ギンギラのデスコでモッシュ。もりもりに盛り上がってる。そのまた隣の建物では、スラッシュ・メタル(でも客は5人)。全部無料。一体なんなんだこの場所、ファンキーすぎる。

2011/10/06 (Thu)
さてさてまたもやって参りました呑んだくれ日記。今回はスロベニア、マリボルで1ヶ月。それってどこよという感じですが、ヨーロッパにあります。ということで12時間かけてドイツのミュンヘン、初の飛行機乗り継ぎ(!)を経て、さらに1時間でグラーツまで。そう、前回のNaher Osten - Naher Westen(ハインフェルド城)でもたびたび登場して何度か行った街です。そこで今回のプログラムGuestRoomMariborのボウルトが車で迎えに来てくれて、マリボルまで40分くらい。もうここまででへとへとです。マリボルはスロベニア第二、といっても人口10万人くらいの小さな街。着くなりカフェというかバーがあるところでボウルトになんとかいう(名前が覚えられない)、ナンみたいなパンの間に円筒形の挽肉だんごがごろごろ入っているやつをおごって貰って腹いっぱい。早速ビール(地ビール旨い。てか飛行機の中でも何杯も呑んだりで早速呑みっぱなし。)ここで地元のボウルトの知り合いとかいろいろ会うが、これまた名前が覚えられない。みんな英語普通にうまいしついていくのがやっと、というかほとんどついていってない。深夜、滞在先となるHostel Pekarna(ホステル・ぺカルナ)に到着。なんちゅうか、オ・サ・レな宿。しかし不安。

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